1: 猫又(神奈川県) 2013/06/02(日) 13:00:36.97 ID:hzV+JsnhP BE:2857764858-PLT(12001) ポイント特典
【6月2日 AFP】自国文化を強力に保護してきたフランスで論争を呼んでいる、大学で英語による授業を増やそうという法案の審議が始まった。

 下院で5月22日に審議が始まったこの法案は広範囲にわたる高等教育改革の一環。英語以外の外国語による講義も導入して、
フランスの大学の留学生率を現在の12%から2020年には15%に増やすことを目指している。

 フランス語の保護にかけてきた長年の努力が水泡に帰すという批判がある一方で、フランスも不況に突入しつつあり、国外で働くことを考える人も多い今、
フランスの若者も英語を使えたほうが良いという賛成派もいる。左派系日刊紙リベラシオン(Liberation)は5月21日の1面に英語で「Teaching in English --
Let's do it(英語で教える──レッツ・ドゥ・イット)」との見出しを掲げ、「包囲されたガリア人の最後の村の代議員」のように振る舞うことは止めるべきだと論じた。

 外国各紙も多少の皮肉を織り交ぜながら、この議論に割って入っている。英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)の5月22日の論説は、
フランス語と英語をいいかげんに混ぜた表現で「モシモ授業でアングレ(英語)が許可サレレバ、フランセ(フランス語)は『死語』にナッテシマウデショウ、
お偉方のミナサン、サクレ・ブルー!」とからかった。

 ジュヌヴィエーヴ・フィオラゾ(Genevieve Fioraso)高等教育・研究相は、エリートを養成するフランスの高等機関グランゼコールの各校ではすでに広く
英語やその他の言語を使用している点を指摘し、この議論は「あきれるほど偽善的」だと憤っている。フィオラゾ氏は、フランスにおける教育は一部例外を除き
フランス語だけで行うと定めた1994年のいわゆる「ツーボン法(Toubon Law)」は、グランゼコールではしばしば破られているが、そのことに何の異論も生じていないと述べ、
下院での審議の冒頭、「(新法案によって)教育の媒体としてフランス語が最も重要であることや、フランス語圏を守ることが損なわれることは決してない。
知識や研究への投資は経済危機と戦う上で私たちの最良の武器なのだ」と口火を切った。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2946541/10810948

2: 猫又(神奈川県) 2013/06/02(日) 13:01:29.36 ID:hzV+JsnhP BE:3857982269-PLT(12001)
■フランス語 「すでに周縁へ追いやられている」

 しかし教育界の主要労働組合は、法案は受け入れられるものではないと反対している。審議開始に合わせて議会近くでは、抗議する数百人の教師たちが
街頭デモを行った。全国高等教育組合・統一労働組合連合(Snesup-FSU)幹部のクロディーヌ・カハン(Claudine Kahane)氏は今月初め「危機にさらされているのは文化遺産だ」
と訴えた。フランス語の保存と純化を目的とし、大きな影響力を持つ国立学術団体アカデミー・フランセーズ(Academie francaise、1635年創設)も法案に反対している。

 フランス文化圏で尊敬を集めているジャーナリストのベルナール・ピヴォ(Bernard Pivot)氏は、人々が誇らしげに「モリエール(Moliere、
17世紀の仏劇作家)の言葉」と呼ぶフランス語にとって、この法案は弔いの鐘になりかねないと危機感をあらわにしている。
「わが国の大学に英語の導入を許し、(英語で)科学や現代世界を教えれば、フランス語は破壊され、貧しいものになってしまうだろう。
フランス語がありきたりな言語か、あるいは最悪の場合は死語になってしまうかもしれない」

 フランスは文化機関やフランス語圏諸国を通じ、数十年間にわたって国内外で熱心にフランス語の使用を広めてきた。
それにもかかわらず、英語は急速にフランス社会を侵食している。若者の多くは電話口で「アロー」や「ウィ」の代わりに、元気に「イエス」と言っている。
パリ(Paris)市街の落書きにも英語は増え、話すときに英単語を混ぜる「フラングレ」(仏英語の意の造語)も定着しつつある。

 5月22日に発表された世論調査では、フランスの科学者の大多数が現在、研究や教育を英語で行っているとの結果が出た。
2007~09年の間に研究機関の所長約2000人、研究者約9000人を対象に調査を行ったフランソワ・エラン(Francois Heran)氏は「現在交わされている議論は
現実をまったく考慮していない」と批判する。「現実には、フランス語は国際的な科学の全域ですでに周縁へ追いやられている」

引用元: フランス人「英語の授業を許したら、フランス語は死語になるかもしれない」

5: ヤマネコ(関東地方) 2013/06/02(日) 13:04:38.38 ID:Bu1My5mCO
つまり英語が仏語の上位互換だってこと?

7: コーニッシュレック(新潟・東北) 2013/06/02(日) 13:06:47.62 ID:CzV2R13KO
英語教育って移民しやすくするためのものだよな

15: ジャングルキャット(東京都) 2013/06/02(日) 13:12:29.43 ID:7iaqQbj80
それでも奴らは文法とか似通ってるから楽勝でしょ
日本とは事情が違うなあ

18: コドコド(長崎県) 2013/06/02(日) 13:14:42.78 ID:ar0sDEqD0
       
最も美しい言語と言われてたのも今は昔か
儚いなあ
       

23: サイベリアン(九州地方) 2013/06/02(日) 13:19:16.49 ID:zSnJF0O5O
フランス語も英語もドイツ語もみんなあの辺りは親戚みたいなもんだろ
沖縄民と青森民が共通語ぬきでガチでやったら、会話が成立しない日本をなめんな
同じ九州地方でも、鹿児島の言葉とかわかんねぇし

24: エキゾチックショートヘア(東海地方) 2013/06/02(日) 13:20:47.74 ID:AIQFNMsBO
>>19
日本に限らずアジア地域(旧ソ連、中東除く)は欧米の文化や言葉に割と寛容な気がする、他のアジアの言葉も英語辺りの借語がかなりあった気がする

25: スミロドン(愛媛県) 2013/06/02(日) 13:21:57.05 ID:9tOjzH2j0
日本人がここまで英語漬けにされて英語かぶれになってる(出来が良くはならないけど)のに
一向に根本的なところを侵食されてないことについて研究してみなよ

32: ペルシャ(茨城県) 2013/06/02(日) 13:32:13.99 ID:ttjepGYY0
そういやフランスにツアーで行った時に添乗員から言われたな
フランス人は英語本当は話せるけど英語で話すと無視されるから無理してでもフランス語で喋ってくださいと
自国語に凄い誇りを持っているとか何とか
でもレストランとか服屋とかホテルで添乗員無視して普通に英語話してたら答えてくれたわこいつら

33: ライオン(東京都) 2013/06/02(日) 13:35:35.17 ID:NM+T+W/t0
フランス語は99を日本で言うところの「よん、にじゅう、じゅうきゅう」という
言い方をするのが好きだな、20進法の名残が残っててさ

完全に20進法の数の数え方だったらもっと良かったけど

35: サビイロネコ(やわらか銀行) 2013/06/02(日) 13:35:58.71 ID:+Aovy8RMP
そもそも外部から途絶して全くの独自の文化なんてものは存在しないし
日本が外のものを受け入れてきた変遷を辿れるのは
受け入れる日本て主体が2000年存在してるからこそだからな

44: ぬこ(やわらか銀行) 2013/06/02(日) 13:57:03.90 ID:zR4Z0vL20
俺の学校では中3から第2外国語学んでた。
俺はドイツ語選択して高校で留学行ったが、ドイツの学生の英語力はすごい。
フランスに留学した友達もそういってた。
世界で生き残るためにも、子供が英語を勉強する流れは止まらないし、止めるべきじゃないと思う。

78: スナドリネコ(やわらか銀行) 2013/06/03(月) 17:02:17.66 ID:wlpr3vR7T
アメリカが超大国じゃなかったらフランス語が有利だったのにね
英語よりフランス語の方がしゃべるのは楽しそう

83: ターキッシュアンゴラ(東京都) 2013/06/03(月) 19:03:36.25 ID:Xhdnr6Tg0
英語で授業する事に反対の声が上がるだけまだ健全だよ
日本じゃそんな声すら圧殺するレベルで英語万能教が万延している